ゴルフ用語 か行

ゴルフ用語 か行

『か』

回内 (Pronation) / 回外 (Supination)

ベンホーガンがその著書で (右利きの) 左前腕の (ドアのノブを回す時のような) 運動のことをプロネーション、スーピネーションという言葉を使って説明したが、それを日本語では回内、回外と言う。バックスウィングで左手甲がねじられて上を向く動きのことを回内、それに対して、フォロースルーで左手の甲が下を向く動きは回外と言う。

 

カウント・バック (Count-back)

ゴルフ競技 (主に アマチュアのコンペなど) で同スコアの人が出た場合の順位の決め方の一つで、トータル・スコアが同じ場合に 18番ホールのスコアの良い人が上位になるというものだが、18番ホールのスコアが同じ場合は、17番ホール、16番ホール … の順で (カウント・バックして) 決着が付くところまで スコアを比較して行く方法。英語では match of cards という言い方で、わざわざ、カウント・バックと言う言葉を使わないことの方が多いが、最も、良く採用されているタイ・ブレーカーの方法である。

 

カジュアル ウオーター (Casual water)

雨の後などにコースにできる一時的な水溜りで、そこにボールが止まったり、スタンスがかかった場合、ノーペナルティーで二アレスト・ドロップ・ポイントにドロップすることが出来る。水溜りになっていなくとも、スタンスを取って 水が出てくるようならカジュアル ウオーターである。

 

ガッタ パルチャー (Gutta Percha)

19世紀の中ごろから20世紀のはじめにかけて使われたゴルフボールのタイプで、ゴム製のボールに取って代わられるまで使われた。

 

カット (Cut)

トーナメントの途中で (4日間のトーナメントでは 2日目の終り) 成績の悪い選手を 落とすこと。 (ボールをアウトサイドインの軌道で打つことの意味もある。カット ショット参照。)

 

カット ショット (Cut shot)

スライスボールを打つショットで、 アウトサイドインの軌道でボールを切るように打つ。

 

カット ロブ ショット (Cut lob shot)

サンドウェッジのフェースを大きく開いて打つロブショット。

 

カデット (Cadet)

グローブのサイズで、小さい手 (短い指) の人向け。

 

ガード バンカー (Guard bunker)

グリーンをガードするように配置されているバンカー (和製英語)。英語ではGreen Side Bunker などと言う。

 

カーボン シャフト (Carbon Shaft)

グラファイト・シャフトともカーボン・グラファイト・シャフトとも言われる。(英語では、グラファイト・シャフトと言い、カーボン・シャフトとは 通常 言わない。) カーボン繊維とエポキシ樹脂 (ボロンなどの素材が加えられることもある) の複合材で スチールシャフトに比べて軽く、様々な仕様のシャフトが出来るので 最近のドライバーのシャフトは ほとんど カーボン・シャフトになっている。また、振動を吸収する性質などもスチール・シャフトとの違いである。もちろん、フェアウェーウッドやアイアンなどドライバー以外のクラブにも広く利用されている。なお、製造方法には シート・ラッピング法 (比較的安価) とフィラメント・ワインディング法 (比較的高価) の2種類がある。

 

カマボコ型 パター (Mallet putter) (英語)

英語ではマレット型パターといい、パターヘッドがカマボコのような形になっている。(参考)

 

噛む (かむ)

ややダフリ気味にクラブが入ること。一種の fat shot である。(ダフったショットを英語ではこう呼ぶ。)

 

カラー (Collar)

グリーン周りでフェアウェー同様に芝が短く刈ってある部分。エプロン (apron)、また、フリンジ (fringe) とも言う。

 

慣性モーメント (Moment of inertia) 

回転運動において回転を始める、もしくは、回転を止めるのに必要な力の量を示したもの。回転運動体の重さと回転の中心からの距離の二乗に比例する。ゴルフは 回転運動が多いので 様々な物理現象を理解する上で重要な概念である。

 

『き』

ギア効果 (Gear Effect)

ウッドのクラブフェースの 凸面 (バルジ) と重心深度の関係で生まれる効果で、トウ側に当たったボールはフックし、ヒール側に当たったボールはスライスする効果。平らなフェースでは、ギア効果が大き過ぎるため、バルジでギア効果の度合いをコントロールする。インテンショナルに曲げて打つ場合は、この効果を利用できる。 

 

黄色杭 (線)

ウォーター・ハザードの区域を示す杭。 赤杭のラテラル・ウォーター・ハザードのペナルティーとの違いに注意。

 

キック (Kick)

普通、ゴルフボールが地面を蹴って方向を変えたときに使う用語。右にキックしたとか、ひどいキックだとかいうように使う。

 

キック ポイント (Kick-point)

シャフトを振った時のしなりの頂点で flex-point とも bend-point とも言う。ローキックポイントのシャフトでは先調子のクラブとなる。

 

規定打数

パーに相当する打数のこと。ショートホールでは、3、ミドルホールが、4、ロングホールでは、5。

 

ギブアップ (Give up)

二通りの使われ方をする。一つ目は、トーナメントのローカルルールで定められた1ホールの最大打数 (例えば、パー4で 12打) を選択する時。二つ目は、マッチプレーでそのホールの負けを宣言すること。

 

逆オーバーラップグリップ (Reverse overlap grip)

オーソドックスなパターグリップのスタイルの一つで、フルスイング用のグリップを少し変え、左手の人差し指を右手の小指の上に乗せるスタイル。

 

逆ハンドグリップ (Cross hand grip)

右の絵のように、左手が下で右手がグリップエンドにくるパターグリップのスタイル。

 

逆目 (Into the grain)

グリーンの芝がプレーヤーの方向に向かって傾いて生えている状態でボールの転がりが遅くなる。この逆を順目 (with the grain/down grain) という。

 

ギャップ ウェッジ (Gap Wedge)

ピッチングウェッジとサンドウェッジのギャップを埋めるクラブで、アプローチウェッジとも言い、AW と略して書く。典型的な AW は 52 か 53度のロフトだが、50-54度のロフトであればギャップウェッジとなる。

 

キャビティ バック (Cavity back)

アイアンのヘッドの裏側に 凹 みを付け、重心をヘッドの外側に分散させ、スウィートスポットを大きくしたデザイン。昔は、鋳造アイアンのみに使われたデザインであったが、最近では、上級者向けの鍛造アイアンにも使われるデザイン。

 

ギャラリー (Gallery)

ゴルフを観戦する人、観客のこと。

 

キャリー (Carry)

打ったボールが地上に落下するまでの距離。キャリーで何ヤードなどという。

 

キャロウェイ方式 (Callaway System)

コンペのハンデの決め方の一種で、グロススコアと最悪ホールのスコアに応じて 査定表でハンデを決めるもの。対象ホールを予め決めておいて、同じように査定するのが変則キャロウェイ方式。

 

キャンバー ソール (Camber Sole)

ソールのデザインで、中央部分が高くなっているもの。

 

救済 (Relief)

修理地、障害物、カート道、カジュアル・ウォーターなどがプレーに影響を及ぼす時は、ルールに従って救済 (二アレスト・リリーフ・ポイントから 1クラブ以内にドロップでペナルティーは付かない) を受けることが出来る。常に、スタンスの取り方やクラブの選択などで、その妥当性については、判断が難しいケースも出る。基本的に、通常は妥当でないスタンスの取り方やクラブの選択で救済を受けることは出来ない。

 

切り返し

ゴルフスイングのトップからダウンスウィングに移るポイントを言う。左サイド全体の引きでスタートするのが正しい。

 

『く』

クォリファイアー (Qualifier)

予選などの通過者。Qualify したと言えば、予選や試験に合格したことになる。

 

グース ネック (Goose-neck)

クラブの付け根 (ネック) がガチョウの首のように曲がっているもの。オフセットクラブの一種。

 

グラス バンカー (Grass bunker)

グリーン周りの深いラフの窪んだ場所で、バンカーに草が生えたような形をしている。ハザードではないのでクラブをソールできる。

 

クラッチ (Clutch)

大事な場面と言う意味で、クラッチ・パット (大事な場面でのパット) とかクラッチ・プレーヤー (大事な場面のプレッシャーに強いプレーヤー) などという使われ方をする言葉。

 

グラファイト シャフト (Graphite shaft)

カーボン・シャフトともカーボン・グラファイト・シャフトとも言われる。カーボン繊維とエポキシ樹脂 (ボロンなどの素材が加えられることもある) の複合材で スチールシャフトに比べて軽く、様々な仕様のシャフトが出来るので 最近のドライバーのシャフトは ほとんどが グラファイト・シャフトになっている。また、振動を吸収する性質などもスチール・シャフトとの違いである。もちろん、フェアウェーウッドやアイアンなどドライバー以外のクラブにも広く利用されている。なお、製造方法には シート・ラッピング法 (比較的安価) とフィラメント・ワインディング法 (比較的高価) の2種類がある。

 

クラブ ハウス (Club house)

ロッカー、レストラン、プロショップなどがあるゴルフ場の建物。

 

クラブ レングス (Club length)

ルールに従ってボールをドロップする時に許される区域を指定する時に使われる言葉で、クラブ一本分の長さと言う意味。通常、ルールでは 1クラブレングスか 2クラブレングスかの何れかの区域でホールに近づかないところにボールを肩の高さから落とすことになる。自分のクラブであれば何を使っても良いことになっているので、最も長いドライバーを利用してプレーをするのが (有利であるから) 常套手段となっている。

 

クラレット・ジャグ (Claret Jug)

全英オープンの優勝トロフィー。優勝者は その名前が クラレット・ジャグに刻印され (最初の名前は、1872 年の優勝者 トム・モロス・ジュニア) ゴルフの歴史にその名を永久に残すことになるが、同時に、そのレプリカを獲得することになる。

 

グランド スラマー (Grand slamer)

グランドスラム (世界の四大メージャー大会に優勝すること) を達成した人。

 

グランド スラム (Grand slam)

4大大会の全英オープン、全米オープン、全米プロ、マスターズに優勝することをいう。

 

クリーク (Cleek)

5番ウッドのこと。

 

クリーク (Creek)

小川のこと。

 

グリップ (Grip)

クラブを握る部分で、ゴムやエラストマーなどで出来ている。重さ、長さ、太さ、材質、表面のパターン、リマインダー (ラインのような印になるもの) などで色々なデザインのものがある。

 

グリップ (Grip)

クラブの握り方で大きくは、ショットをする時のグリップとパーターのグリップとがある。(参考)

 

グリップ スピード (Grip Speed)

ゴルフスイングのインパクト直前の手の動きとリストのターンのメカニズムを説明するための概念で PRGR がクラブ選びの基準の一つとして考えるべきだと提唱した時に使った言葉。

 

グリー二ー (Greenie)

パー3でグリーンに乗せること。また、二アピンの意味でも使われる。

 

グリーン (Green)

グリーンの上には ホール (直径 10.8 cm) が切ってあり、その中央には、旗 (ピン) が立っている。ゴルフは そのホールにボールを 入れるゲームだが、グリーンは 芝を最も短く刈ったスムースな面で出来ており、その上にあるボールは マークをして 取り上げて 綺麗に 土などを取り除くことが 許されるなど、ルール上もコースの他のところとは 区別されて扱われる。

 

グリーン キーパー (Greenkeeper)

コースのメンテナンスクルーの責任者。Greenskeeper とも書く。

 

グリーン フィー (Greens fee)

コースでプレーするために支払う料金のこと。英語では、グリーンズフィーとなる。

 

グリーン フォーク (Green fork)

グリーン上のボールマーク (ピッチマークとも言う) を直すための小道具 (和製英語)。英語では repair tool もしくは divot tool と言う。

 

グルーブ (Groove)

クラブフェースに掘ってある横溝のことでマーカーとかスコアラインなどとも言う。 U グルーブと V グルーブとがあるが その形状や密度などは スピン性能が考慮されて ルール上の規制がある。

 

グレイン (Grain)

グリーンの芝目のこと。

 

クレーム (Claim)

マッチプレーで相手の選手の違反や疑問のある行為を指摘すること。

 

クロー グリップ (Claw Grip)

右手がペンを持つように、または、杖をもつよう形で左手の下にくるパッティングのグリップのこと。

 

グロス (Gross)

ハンデを引く前のスコアで、ハンデを引いた後のスコアはネットという。

 

クロス ウィンド (Cross wind)

斜めからの風のことで、サイドウィンドとは多少異なる。強い向かい風で右からのクロスウィンドであったなどと言ったら右斜め前方からの風ということになる。

 

クロスハンド グリップ (Cross hand grip)

パッティングのグリップスタイルの一つ。普通、左手より右手を下に握るが、それを反対に左手を下にした握り方。Left-hand-low grip とも言う。

 

クローズド スタンス (Closed stance)

オープンスタンスとは反対で、左足が前に出て、下半身がターゲットと反対の方向を向く。フックショットを打つときなどに用いる。

 

クロス バンカー (Cross bunker)

フェアウェーを横切るように配置されたバンカー。

 

グローブ (Glove)

ゴルフのグローブは 普通 右利きの場合 左手だけにするもので、グリップを滑り難くする目的で使用する。天然皮革と人工皮革のものがある。

 

『け』

削り出しパター

軟鉄の塊からパターヘッドを削り出して作ったパター。

 

月例競技(会)

毎月定期的に行なわれる競技やトーナメントのこと。

 

研修会

クラブのローハンデの人たちで組織され、技術の向上、ルールの学習や親睦のために行われる。プロゴルファーを目指す人が、研修会で常に上位の成績を収めるとプロテストの受験資格が得られるなどといった役割を果たすこともある。

 

研修生

プロゴルファーになるために、ゴルフ場で働くプロの卵のこと。

 

『こ』

高麗グリーン

日本特有の高麗芝で造ったグリーン。ベントに比べて遅く、芝目が強い。グリーンの質としては低い。

 

誤球 (Wrong Ball) 

間違ったボールを打つことで、ストロークプレーでは2打罰が科され、マッチプレーでは、そのホールが負けとなる。

 

コース マネジメント (Course management) 

コースのレイアウトやコンディション、自分の能力、ルールなどを考慮し、コースの攻め方を決め、プレーを管理すること。

 

コース レート (Course rate) 

コース レーティング (course rating) とも言う。コースの難易度を示したもので、パーよりも大きな数字であれば難易度が高く、小さければ 難易度は低い。スロープ レートと併せてハンデの算定に使われる。

 

コック (Cock) 

バックスイングで手首を曲げること。曲げた手首を伸ばすことをアンコックという。

 

コーリーダー (Co-leader) 

トーナメントの途中で1位を他のプレーヤーとシェアーしている人。

 

小技 

グリーン周りなど、ショートゲームの技のこと。

 

コンシード (Concede) 

マッチプレーでそのホールの負けを相手がホールアウトする前に認め、負けを決定させること。

 

コンパクション (Compaction) 

グリーンやフェアウェーなど (土壌) の硬さを表すために使われる尺度で 硬くなるほど数値が大きくなり、日本のプロのトーナメントのグリーンでは 12-14 前後に設定されることが多い。コンパクションが 14以上のグリーンになると ピッチマークがほとんど付かない。一般的には、11-12 程度のグリーンが多いようだが、10以下のグリーンは、大きなピッチマークが出来る 軟らかめなグリーンということになる。コンパクションは、コンパクションメーターという、鉄針をグリーンに差してその時の付加を (バネ仕掛けで) 測定して表示する機器で計測する。

 

コンパクト スウィング (Compact swing) 

小さなバックスイングのショットや小さくまとまったスイングを言う。大振りをし過ぎる初心者が、もっと、コンパクトにスイングするようになどと注意される光景は、良く見かけるものである。

 

コンプレッション (Compression) 

小さなバックスイングのショットや小さくまとまったスイングを言う。大振りをし過ぎる初心者が、もっと、コンパクトにスイングするようになどと注意される光景は、良く見かけるものである。

 

コンペ (Competition) 

ゴルフのコンペと言えばゴルフの競技会のこと。一般の人が誰でも参加できるオープン・コンペと招待された人だけが参加できる プライベート・コンペとがある。ただし、英語圏の国で競技会のことを Competition と言うことは珍しく、通常は Tournament と言う。

 

コンポジット シャフト (Composite shaft) 

グラファイト シャフトとほぼ同意語。炭素、チタン、ボロン系などのファイバーやウィスカーを樹脂で固めて作ったシャフトのこと。

カテゴリ: ゴルフ用語集

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